【子育て】子供がお片付けをしやすいように子供部屋の収納を見直してみました

お片付けが出来ない娘にイラつく

４歳の娘がなかなか上手にお片付けが出来ません。全くやらない訳ではないのですが、大人の目から見ると、う〜ん...って事が多いです。「ちゃんとお片付けしなさい！」と言うと「〇〇（弟）がまだ遊ぶから！」という言い訳は常套文句。気持ちに余裕のある時は微笑ましく聞こえるのですが、何度言ってもいう事を聞かなかったり「ヤダぶ〜（笑）←保育園で流行っているらしい」なんてふざけた返答をされると、ついつい声が大きくなってしまいます。そんな年頃なんだろうなぁと少々諦め半分でいた頃、アカチャンホンポでこんな本を見つけました。

 

おかたづけ育、はじめました。~OURHOME 子どもと一緒にたのしく~

「おっ」と思い手に取ってみると、なかなか興味深い内容。そのままお買い上げとなりました。妻からは「本を買うなんて珍しいね」と言われるくらい普段は雑誌以外読まない私ですが、ピンポイントで心に刺さるネーミングに打たれました。早速この本を参考に、子供部屋の和室の改革に乗り出しました。

お片付けの仕組みに問題があった

この本、著者のEmiさんの経験をもとに実践できる具体的なアイディアが豊富で本が苦手な私も一気読みしてしまいました。この本を読んで一番感じた事はとにかくシンプルに、続けられる仕組みを作らなくては意味が無いという事。一時的に綺麗になっても意味がない事を再確認させられました。ニトリや無印など手軽に入手できる収納用具がメインに紹介してあるところも共感が持てました。

 

お片付け育の本を読んでみて分かった我が家の問題点は以下の通り。

 

①押入れに全てのおもちゃをしまう事はスペース的に厳しい

私は細かい物をごちゃごちゃと見えるところに出しておく事が嫌で、子供のおもちゃは全て押入れの中にしまっていました。押入れの収納スペースが狭い事もありますが、色々なおもちゃを押入れの中に押し込んでしまい結果として収拾がつかないほど散らかってしまっていたんですね。ちょっと勇気を出して見せる収納に変更する事にしました。

 

②フタつきの収納は子供にとってハードルが高い

Emiさんによるとフタのある収納は片付ける際にワンクッション増えるので出来れば拾って投げ込めるようなフタのないタイプの収納の方が子供のストレスが少なくて済むとのこと。我が家の収納は全てフタ付きだったので、一部を除いてフタの無いタイプのものに変更しました（１歳の弟が口に入れてしまいそうな小さいものはジップつきの収納にしまう事にしました）。また、棚にきっちりではなく手が入れやすいように棚と収納の隙間は広めに開けた方が子供は片付けやすいとのことでしたので参考にさせて頂きました。

 

 

キッチンセットには１歳の弟が口に入れやすいようなおままごとセットが入っているのでドアストッパーを設置しました。

 

 

 

押入れには大きいおもちゃを収納することとして、弟が押入れを開けないようにストッパーを設置しました。

 

 

 

和室の畳がだいぶボロくなってきていたので、コルクマットを楽天で購入して敷きつめてみました。 うん、我ながらなかなかおしゃれに仕上がりました。「和室の子供部屋」が「キッズスペース」に生まれ変わりました。コルクマットはつまづいて剥がれたり、１歳弟がいたづらして剥がさないように畳とマットの間にマスキングテープを貼ってからカーペット用の両面テープで止めました。

 

 

 

これだけカメラで寄るとさすがに継ぎ目が分かってしまいますが、コルクの目が荒くてマットの継ぎ目が目立ちにくいんです。大人が立った状態で敷き詰めたマットを眺めるとまるで一枚のコルクシートを広げたような感覚になります。コルクの下はクッション材になっているので歩行がまだ不安定な１歳の弟が転倒しても安心、４歳のお姉ちゃんが飛んだり跳ねたりしても防音効果が高く安心という優れものです。少しぐらい水をこぼしても撥水性が優れているのでサッと拭き取る事が出来ます。汚れた時はタイル一枚だけ取り替える事が出来るのも清潔でいいですね。全体的に満足度高いです。

 

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一人で遊びたい時もあるよね

４歳のお姉ちゃんはレゴやお化粧セットなど細かい部品の多い遊びをしたい事も多いです。でも、弟が邪魔するんですよね。しかも口に入れてしまうリスクも高く....。そこでお父さんのパソコン部屋の一角にプライベートスペースを設置する事にしました。長方形のシンプルな子供用プールを購入して、レゴやお化粧セットを入れてみました。下の子がもう少しお兄さんになるまでの辛抱だけど、自分だけの場所がある事がすごく嬉しいようでご満悦です。ブロックやパズルなどクリエイティブな遊びは弟の邪魔が入ると楽しくないもんね。安全を確保しつつストレスがかからないようにと、子供の遊び場所にも気を使います。

 

おかたづけ育の成果と今後の課題

我が家のお片付け改善計画は絶賛進行中です。お片付けが出来ない子供達にイライラするよりは、出来ない理由を考えて出来た時の喜びをみんなで共有出来る方が精神衛生上よろしいかと思います。今回、色々と収納を見直した事で子供たちのお片づけにかかる時間が大幅に短縮されました（お片づけ嫌いは相変わらずですが...）。また、子供のお片づけのみならず、我が家全体の収納の見直しにつながった事は思わぬ収穫でした。

今後の課題としては、外から帰ってきて脱ぎ捨てられている上着やスイミングのバッグなどを自分でお片付けが出来るように収納を改善したいと思っています。Emiさんのお宅ではこの問題も上手に改善されているのですが、若干スペースの問題もあって我が家では同じアイディアをそのまま採用って訳にはいかなそうなんですよね。同じ方法が全ての家に当てはまる訳ないですねー。何とか工夫して楽しみながら改善をしていきたいと思います。