【検証】時間の見える化は成功するのか！？３歳児は時間の流れを認識する事が出来るのか検証してみた！！

共働き夫婦の朝は時間との闘いです

「早くしなさい！」と何度言わなければならないのでしょうか。うちの子供達、特に息子（３歳）はとにかくご飯を食べるのが遅いです。本当は食事くらいある程度自分のペースで食べさせてあげたいのですが、共働き夫婦の朝にはタイムリミットがあるのです。あと10分で家を出ないと仕事に間に合わない！息子よ、なぜお前はパジャマでパンをかじっているのだ...こんな事が延々と繰り返されている訳です。

3歳児が時計を読むのは難しいですよね。ふと、時間の流れを可視化すれば３歳児でも終わりの時間を意識出来るのでは？という疑問が頭の中に浮かびました。よし、確かめよう。仕組みを変えれば３歳児でも出来るようになるのではないか。

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時間の可視化...「砂時計」が真っ先に思いついたでの早速Amazonでお買い上げ。届いた砂時計を息子に見せて、「お砂が無くなったら終わりの合図だよ」と伝えると、３歳児でも容易に理解する事が出来ました。「お砂が無くなったら終わりの合図」うん、分かりやすくていい！お子さんの検査をする時に一番大事なのは、検査のやり方を理解してもらう事です。では、早速検証します。

これは夢か！？お菓子が食べ放題だって？？

今回の子供達への指示は、「ここにあるお菓子、お砂が無くなるまでだったら何個でも食べていいからね！」というものです。もう1つ付け加えます。「でも、いっぺんにお口にお菓子を入れるのはダメだよ。必ずお口のお菓子をゴックンしたら次のお菓子を食べてね。」色めき立つ子供達！「おあずけ」された犬状態でスタートの合図を待ちます。

今回利用したのはこの砂時計。

「よーい、スタート！」

真っ先にラムネに手を伸ばす娘。息子はハイチューを取って、袋を開けてくれとせがみます。

砂時計を気にする息子。一生懸命ハイチューを噛んでいるので、一応「お砂が無くなったら終わりだよ！」の指示は入っているようです。

次に食べるお菓子を物色中。息子はハイチューを口の中でくちゃくちゃしています。娘はラムネを食べた後にハイチューに狙いを定めた模様。

迫りくる終了時間。

娘もハイチューを口の中でくちゃくちゃしています。娘は今食べているハイチューが最後のお菓子になる事を悟っている様子。

「終了~！！」

あっという間に時間終了！夢の時間はあっという間でした。

結果は、息子「ハイチュー1個」、娘「ハイチュー1個、ラムネ2個」でした。「ハイチュー１個しか食べてねーじゃねーか！」とばかりに怒る息子。仕方がないのでおまけしてラムネを1個あげました。ちょっと可哀そうだったけど、パパは始めから３分間ではほとんどお菓子を食べられない事を予測していました。ごめんね。でも、砂時計を見ながら一生懸命ハイチューを噛む息子は可愛かったなぁ。

食べ放題とか言いながら、実際にはあまり食べられないようになっているお店ありますよね。お寿司の食べ放題で「初めにこの8貫を食べてから、注文用紙に記入をお願いします。」みたいな（笑）。時間だったり量だったり、食べ放題って魅力的な言葉だけど、うまい事出来てますよね。

考察

この検証のポイントは「息子が砂時計を見ながら、急いでお菓子を食べようとするか？」という点でした。結果、砂時計が目新しいという事もありますが、息子は砂時計をチラチラ見ながらお菓子を食べていた事から、ある程度は時間の流れを認識していたと考えても良さそうです。あとは朝の食事の時間にこの結果を汎化出来るかですかね。人間の注意には感度というものがあって、好きな事、興味のある事ほど感度が強くなります（注意が向きやすくなります）。息子にとっては「朝食のパン＜お菓子」である事は間違いないので、引き続きの検証は必要かもしれませんね。ただ、トレーニングの余地はあるように感じました。朝の忙しい時間が少しでも楽になるといいんだけどなぁ。切実な悩みです。

結論！３歳児は時計を読む事は出来ないけど、砂時計を使う事で終わりの時間を認識する事は出来る（と思われる弱気...）！！

※今回、砂時計を用いて「終わりを認識できるか」について検証したのですが、「この砂時計が終わるまでに食べて下さ~い。よーい始め！！」的な感じで食事の始まりに砂時計をセットしてご飯を急がせる事は想定していません。砂時計に追われながらご飯を食べても美味しくないですもんね。あくまで、「あと５分で出ないと遅刻なんだ！」という際の、終わりの時間を認識してもらえたら助かるな...という意味合いでの検証であった事をご了承下さい。