きりんさんパパのあくび

共働きで二児の子育てに追われるパパの雑記。育児ネタ、簡単料理、家庭菜園、DIY、商品紹介など色々と書いています。作業療法士というリハビリの仕事をしています。

水たまり踏んだら負けゲーム!子供の特性を理解して上手に子供の行動をコントロールしよう!!

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そのまま表出するという事は子供の特権である

息子(3歳)と保育園に向かって歩いていた時の事、風に揺れる花を見て「パパ、お花が踊っているね」と言いました。なかなかいい感性してるじゃないの。先日連れて行った英語の体験レッスンでは、先生が「One、Two...」と発音しているのを聞いて「パンツ?」と言いながらパンツに手をあてながら楽しそうに飛び跳ねていました←先生は苦笑い。屈託のない笑顔で言い放つ彼の言葉は、いつも周囲に「笑い」をもたらしてくれます(怒りの感情を誘発する事も多々ありますが...)。

「見たもの、聞いたもの」に対して、インスピレーションそのままに表出する能力というのは、この年頃の子供の特権とでも言うべきものでしょうか。一点の曇りもなく、ただ思った事をそのまま表現する。大人になるにつれてなかなか出来なくなる事です(それを空気を読むとでも言うのでしょうか)。「成長するにつれて、こんな事も少なくなっていくんだろうなぁ」なんて思うと、彼の言動がより愛おしく見えてきます。

一番の男

息子は何をやるにも一番でないとダメなお年頃です。基本的にルール理解が不十分で、「勝つ=嬉しい」「負ける=つまらない」という勝負と感情がダイレクトに結びついた方程式のもとに行動しているんですよね。だからジャンケンをして何を出しても「僕の勝ち~!」と勝負になりません。これも成長の一環なのですが、自宅の玄関に着くのも「僕がいっちば~ん!」、お風呂で体を洗う順番も「僕がいっちば~ん!」、何をするのも一番がいい。二番ではダメなのです。

子供が言う事を聞く!禁断の方法を紹介します!!

そんな息子の行動をコントロールするとっておきの方法をご紹介します。それは、やって欲しい行動をゲームにしてしまうというものです。例えば、保育園に向かう際中に息子は全ての水たまりを踏みたがります。微笑ましくもあるのですが、親としては登園前に靴や洋服を汚して欲しくない訳で。そこで行うのが「水たまり踏んだら負けゲーム!」。もう必死になって水たまりを避けて歩く息子。大人って汚いですね(笑)。ちなみに、このゲーム何にでも応用出来ます。

・走ったら負けゲーム!

・早く寝た方が勝ちゲーム!

・たくさんお片付けした方が勝ちゲーム!

・保育園のお仕度早く出来た方が勝ちゲーム!

息子の特性を逆手にとった大人の所業。ポイントは「相手を作る事(我が家では娘、いなければパパママ)」と「みんなが勝ちという事にして場をおさめる事」です。この年代の子供は「一番は一人という概念」がないので、一番は何人いてもOKです。「二人ともいっちば~ん!」とか言って喜んでいます。それでよろし。

年代に合わせた子供の特性を理解する事

子供が言う事を聞かないとつい怒りたくなるものですが、年代に合わせた子供の特性を観察する事で思わぬ代償手段が見つかったりします。出来る事なら、大人も怒りたくないし、子供も怒られたくないですもんね。日々の子供達の行動を楽しく観察しながら、子供達にはのびのびと成長してもらいたいものですね。