きりんさんパパのあくび

共働きで二児の子育てに追われるパパの雑記。育児ネタ、簡単料理、家庭菜園、DIY、商品紹介など色々と書いています。作業療法士というリハビリの仕事をしています。

全国的に大流行のインフルエンザに娘が罹患。今年はA型もB型も流行っているそうです。

娘がインフルエンザに罹患 

土曜日は妻が出勤だったので娘(6歳)を習い事の英語に連れて行ったり、スイミングに連れて行ったりと忙しく過ごしていました。と、17時を過ぎた頃に、「寒い...くちびる紫色になってる?」と娘。確かに今までの元気がありません。熱を測ると38℃を超えていました。嫌な予感...近所の小児科は時間的に受診が厳しかったので、一日様子をみて熱が落ちないようであれば区の休日診療所へ連れていく事にしました。

娘にマスクをさせ、食事は別室で食べてもらい、寝室も「妻-娘」「私-息子」チームに分かれました。いつもは家族4人川の字で寝ているので、普段と違うシチュエーションに息子(3歳)はキャッキャ言いながらはしゃいでいましたが、パパもママも本当に気が気じゃないです。

実は先週は息子が感染性胃腸炎にかかり、娘に感染し、手袋マスクを徹底したはずの感染対策も空しく最終的には私も胃腸炎を貰ってしまいました。こういう時に女性は強いなぁと感心してしまう訳ですが、ママだけ無事なパターンって本当に多いです。子供のゲリラ的な体調不良は働くパパママにとってはキツイですよね。

休日診療所へ

結局、娘の熱は落ちませんでした...熱は39℃を突破して苦しそう。タクシーで区の休日診療所まで連れていきます。すると、中にはとんでもない人数の死にそうな顔をした人達が...看護師さん達が忙しそうに患者対応に追われています。問診用紙の記入を済ませて受付に持っていくと「ごらんの通り大変混雑しておりまして、2時間は待って頂く事になると思います」と。インフルエンザが大流行しているとは聞いていましたが凄まじいですね。大人しく娘と二人で待合室で順番が来るのを待ちます。

待っている間にも次から次へと患者がやってきて、受付で「2時間以上はかかります...」と説明を受けると、いわゆる’ごねる人’もいて「苦しいから早く診てくれ!」と受付のお姉さんに詰め寄りますが、「みんな苦しいので無理です。どうしますか、待ちますか?止めますか?」と超塩対応。患者が渋々了承すると、「なにあれ?」「苦しいアピールでしょ。」とか受付のお姉さんと中の看護師さんとの会話が聞こえてきたりと、殺伐としたとんでもないカオスっぷり。恐ろしい。

結局、娘はインフルエンザA型に罹患していて、抗インフルエンザ薬を服薬して最低でも一週間は自宅で安静にするようにと看護師さんから説明を受けて帰ってきました。

妻と分担して仕事を休む

さぁ、こうなると大変なのが仕事の調整です。何とか一週間の休みのやり繰りを妻としないといけません。妻は看護師で休みは不定期、私はリハビリで土日休みなので、平日の休暇が無い私はこういう時に煽りを受けやすいんですよね。有給も看護休暇もギリギリの状況です。私が担当の患者さんは私が仕事を休むとせっかく病院まで来ても基本的にリハビリを受ける事が出来ません。患者さんには多大な迷惑がかかります。

www.huffingtonpost.jp

こんな記事を見つけました。我が家は共働き家庭なので、専業主婦であろう筆者の方とは若干のスタンスの違いはありますが、「お互いの大変さを分かっていない事を知る」「自分には分かり得ない大変さを、相手が担っている事を知る」「立場や状況を想像して寄り添う」という言葉に私もハッとさせられました。

私が仕事を休む苦労を妻は本当の意味では理解し得ないものであり、看護師である妻が仕事を休む苦労を私は本当の意味で理解し得ないのです。自分の大変さや辛さをつい相手に訴えたくなってしまいますが、お互いの立場や状況を想像して寄り添う事が大切ですよね。大変なのはお互い様。そして何より子供も辛い思いをしています。

先週は子供や私自身の感染性胃腸炎で私が何日か仕事を休んだ事もあり、今回は妻が多めに仕事を休んでくれる事になりました。感謝ですね。 

インフルエンザ罹患時の異常行動に注意

タミフル等の抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無に関わらず「急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、徘徊するなどの異常行動が報告されているそうです。

www.mhlw.go.jp

 「タミフルを飲み始めてから2日間は子供を一人にはしないよう注意して下さい」と診療所でもタミフル服薬に関する注意書きを渡されました。抗インフルエンザ薬と異常行動との因果関係は明らかになっていませんが、子供が窓から転落した等の事故が多発している以上、注意するに越したことはないですね。

月曜日は私が仕事をお休みして、息子のお迎えは娘も連れて一緒に行く事にしました。保育園は歩いて数分の近所ではありますが異常行動が心配ですからね。保育園の前でインターホンを押して娘としばし待機。先生が帰りの準備をして息子を連れてきてくれました。娘のクラスは16名中9名がインフルエンザに罹患しており、他のクラスの子供達にも罹患者が続々と増えている状況です。

感染拡大の防止に努める

娘の体調管理と共に、息子への感染を避けなくてはなりません。そして、我々(パパママ)への感染も。2人とも病院勤務なので、インフルエンザに感染してしまうと自分が出勤停止になるだけではなく、場合によっては接触した他者に抗インフルエンザ薬の予防投与を行わなくいけなくなってしまったりと色々と大変な事になってしまいますので最大限の努力をしなければなりません。

もし、インフルエンザに罹患してしまったら、抗インフルエンザ薬を服用した上で、安静、睡眠、十分な水分補給が必要です。他者への 飛沫感染、接触感染を防ぐ為にも、手洗い、うがい、マスクの着用も大切になります。また、湿度を50%から60%に保つ事でウィルスの増殖を抑制する事が出来るそうです。

自宅でもパパもママもマスク着用、娘もマスク着用、息子はマスクを着用してもすぐに外してしまうので周りが気を付けなくてはなりません。息子は娘の飲み残した水をしれっと飲もうとします。何度注意しようとも。3歳男児、言った事はすぐに忘れます。娘もタミフルが効いて熱が下がると元気が出てきて、インフルエンザである事を忘れて息子とたわむれ出します。元気が出てきたのは嬉しいけど、もう少し我慢してね。

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今日も早朝より稼働中のプラズマクラスター。我が家のインフルエンザとの闘いはもう少し続きます。家族一丸で頑張ろう!!