きりんさんパパのあくび

共働きで二児の子育てに追われるパパの雑記。育児ネタ、簡単料理、家庭菜園、DIY、商品紹介など色々と書いています。作業療法士というリハビリの仕事をしています。

出来ない理由を説明するという事

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ご無沙汰しております。きりんさんパパです。

訳あってしばらくブログを更新出来ずにいました。

 

昨年の年明けあたりには「うぉぉぉー」って勢いよくブログの更新をしていたのに突然ブログの更新を止めてしまったので、きりんさんパパは失踪したと思っている方もいるかと思いますが何とか元気にやっております。

 

ブログの更新を出来ずにいたと言いましたが、正確にはブログの更新を自粛していました。理由はある読者の方を傷つける記事をアップしてしまったからです(当該記事は削除済みです)。

 

故意ではないにしても自分自身の文章で他人を傷つけてしまったという事に大きなショックを受け、文章を書く気持ちになれなくなっていました。

 

私は作業療法士(リハビリ)なので、患者さんの「出来ない」理由を分析して再び出来るよう手助けをする専門家です。職業病かもしれませんが、人の「出来る」「出来ない」理由を言語化する習慣が身についているのです。出来ない理由が身体なのか、頭なのか、心なのか。呼吸をするくらい自然に、人の「出来る」「出来ない」を分析しながら生きています。

 

リハビリに来る患者さんは大人であれ子供であれ何かしらの動作が出来なくなり(もしくは初めから出来ず)、その動作を再獲得(もしくは獲得)する為にリハビリ室にやってきます。効率的にリハビリを進める為に動作が出来ない理由を分析し、可能な限り患者さんに納得して頂けるよう説明を行った上でリハビリを進めます。言ってしまえばリハビリという仕事は「出来ない理由を分析」→「患者が納得出来るように説明」という作業の繰り返しなんですよね。

 

リハビリ関連の記事を作成する時にも同じ流れで記事の作成を行います。私の記事を読んでくれる読者の方は、きりんさんパパという作業療法士としての視点に期待して記事を読んでくれる方が多いです。実際にリハビリに通っている方やお子さんの発達に不安を抱いているママさんからコメントを頂く事もあります。

ですので、患者さんに説明する時と同様に、「出来る理由」「出来ない理由」をなるべく分かりやすく説明するように心がけています。

 

しかし、思慮が欠けていたのです...

 

先ほど「患者さんに説明する時と同様に」と言いましたが、ブログの読者の多くは患者では無く健常者(障害の無い方)です。リハビリ室にやってくる患者さんは自分のおかれている状況を理解している人が多い(対象によりますが...)のに対して、ブログの読者のほとんどは健常者であるので、患者と同じように出来ない理由を勝手に分析されてその理由を説明されたらカチンとくるのは当然の事です。忘れ物が多い人に「お前は注意力が無い」「お前は記憶力が悪い」と言えばケンカになってしまいますよね。同じような文章を私は書いてしまいました。

 

ブログというのは不特定多数の方が目にするものなので、文章の内容には気をつけなければなりませんね。

 

記事の更新をお休みしている間にもコメントをくれたり読者登録をしてくれたりする方がいて本当に嬉しかったです。顔が見えない関係ではありますが、待ってくれている人がいるって嬉しいものですね。

 

これからは力まずに(重要^^;)、のんびりと記事をアップしていこうと思っています。