きりんさんパパのあくび

共働きで二児の子育てに追われるパパの雑記。育児ネタ、簡単料理、家庭菜園、DIY、商品紹介など色々と書いています。作業療法士というリハビリの仕事をしています。

子供の勉強机は必要!?値段は?ウォリストならDIY初心者でも割とガチなやつを格安で作る事が出来ます!!

子供の勉強机が無い、収納場所も無い、金も無い!?そうだ、作ってしまおう!!

来月に小学校入学を控え、娘(6歳)の学習机をDIYする事にしました。最近では勉強机を購入せずにダイニングテーブルで学習する家庭も多いとも聞きますし、うちの娘も今はダイニングテーブルの親の目の届くところで「こどもチャレンジ」をやっています。しかし、我が家には教科書や文房具などを整理して収納出来るスペースがありません。あるのはカラーボックスの上に木の板を一枚固定しただけの簡易棚一つだけ。

うわぁぁぁぁぁぁぁ、汚ねぇ!

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子供が出来ないという事は、実は親にも責任があるのかもしれません。子供が出来ないという事は、親が適切な動作の仕組みを子供に提供出来ていないから子供が出来ないのかもしれない。

「お片付けをしなさい!」と言いたくなるところですが、「物理的に収納が足りていない」事も娘のお片付けがうまくいかない原因の一つではないかと考えました。小学校に入学するとランドセルや体操服、文房具、など更に荷物が増えます。収納を増やす事は急務ですが、大きい机や棚などの大型家具って一度買ってしまうとなかなか捨てられませんよね...広さに限りのあるマンション生活では悩ましい問題です。「それならば、自分で作ってしまおう!自分で作ったものなら不要になったら解体すればいいだけだし!」という軽いノリで、収納も備えた勉強机を自作する事にしました。

「ウォリスト」ならDIY初心者でも簡単に作れます!とりあえず完成した勉強机をご覧下さい!

天井まで一杯の収納。

棚の高さは余裕の40㎝。無印のケースを置いてもたっぷり余裕があります。

二人で座っても広々の作業スペース。

子供達が手荒く扱ってもいいように透明のテーブルマットで天板を保護しました。

背面のネットには時間割を貼ったり、使用頻度の高い鉛筆やペン等を収納する為の小物入れを増設する事が出来ます。

大容量の引き出しも完備。

ニトリのスライド整理トレー(562円)を利用すると...

細かい文房具もバッチリ収納する事が出来ます(お値段以上でした)!!

 

いかがでしょうか?

 

電動ドライバーを握りたてのDIY初心者の工作にしては良く出来ていると思いませんか(同意の押し売り^^;)?高いお金を払って勉強机を購入しなくても、パパの自作した勉強机でとりあえずは何とかなりそうです。

壁には出来るだけ傷をつけたくないので、以前にも紹介したウォリストを使用しています。本当に簡単に棚を作る事が出来るので、少ない予算で大きい机や棚の設置を検討している方にはオススメですよ!今回作成した娘の勉強机の製作過程を参考にして頂ければと思います。

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最近の突っ張り系商品は進化しているので是非チェックしてみて下さい。

順を追って作り方を説明します!興味の無い方は読み飛ばして下さい!!

設置場所を決めて床から天井までの高さを測ります。ウォリストは天井の高さから-60㎜の2×4材に装着する事で床と天井との間を突っ張る事が出来ます。例えば、2m60㎝の高さの天井であれば2600から60を引いて2540㎜の2×4材が必要という事になります。こういう建材系の寸法は全て㎜で表記するので、慣れないうちはちょっと戸惑うかもしれませんね。

2×4材は購入したホームセンターでカットしてもらっておくと作業が劇的に楽になります。素人が木材を真っ直ぐに切断するのって結構大変なんですよ。

柱を作ります。今回は2×4材を3本連結した柱を作成します。これが出来るのがウォリストの一番の強みです。ウォリストは突っ張り系商品の中で唯一2×4材を連結して使うキットが揃っています。当然、それだけ強固な柱を立てる事が出来ます。

連結はキットの穴にビスを打つだけの簡単作業。本当によく出来ています。

2×4材を3本連結したら、最後にウォリストもビスで固定します。今回は壁側一箇所にウォリストを使用しました。

床側は傷がつかないようにクッション材を貼っていきます(クッション材は付属しています)。ちなみにビスは別売りなので気をつけて下さいね(専用のビスが売っているので心配無用)。

あとはドライバーでジャッキアップするだけ。スペースが狭かったので、手作業で行いました。

あっと言う間に立派な柱が立ちました。押してもビクともしません。頑丈です。

反対側にも柱を設置します。柱と柱の距離が棚板の長さになるので、適切な距離になるように調整します。柱の上部と下部の距離がずれていないか確認しておきましょう。

棚板をキットに合わせてビスを打ち込んでいきます。簡単簡単。

ごく稀に固い木の節にビスが当たって入らない事があるので、その時は木工用のドリルで先に穴を開けてからビスを打ち込みます。

棚板も設置が完了しました。ちゃんと棚が傾いていないかチェックします。水平器があれば完璧ですが、無ければ床からの寸法を正確に測って下さい。

次にテーブルの設置です。棚板と全く同じサイズの一枚板を事前に用意しておきます。これもホームセンターでカットして貰ったので、棚板を取り付けるのと全く同じ作業で楽チンでした。 とにかく、「切ってもらえるものは全て切ってもらう!」というのが、きりんさんパパの鉄則です。へたれなので。

さぁ、テーブルも付いて机らしくなってきました。今度は棚板とテーブルを補強する為に、棚の中央部にもう一本柱を立てます。

今回はテーブルと棚板の長さが160㎝(1600㎜)と結構長さがあるので、テーブルと棚板を補強します。長い板を使用する場合、この作業をやらないと板が歪んでしまったり割れてしまったりするので注意が必要です。

引き出しも作ります。細かい文房具は引き出しにしまえた方が絶対に便利ですよね。収納の少ない我が家はとにかく収納が増えるのはありがたい。

引き出しも設置完了。引き出しがあると急に机らしくなります。

最後に机の後ろにネットを貼って完成です。ネットアイリスオーヤマのやつです。アイリスオーヤマのネットは増設できる小物類も充実していて、使い勝手がいいのでお気に入りです。近所のホームセンターで気軽に買えるのもポイントが高い。

アイリスオーヤマはこんな感じの便利な小物入れが充実しています。

見慣れない勉強机に息子は興味深々です。そう遠くない未来に落書きするんだろうな..落書きをする場所を見定めているようにも見えますよね。 悪い顔してます。

作り終わってみての感想と注意点

特に難しい作業も無く、ひたすた2×4材に電動ドライバーでビスを打ち込んでいく作業の繰り返しでした。電動ドライバーがあれば、初心者でも簡単にビスを打ち込む事が出来ます。あと、始めに設計図をざっくり書いてみると必要な木材の数が把握出来るので、ホームセンターとの往復の回数を減らす事が出来ます(実は何回も足りない材料を調達しにホームセンターを往復しました^^;)。

作業は基本的に一人で行いますが、棚の設置の際には誰か手伝ってくれる人がいた方が安心です。「もうちょっと上!」「その位置で支えていて!」など、二人の息が合っていないと棚板が平行に設置出来ないので、コミュニケーションが不足気味の夫婦にはなかなか良いアクティビティーかもしれません(これが原因でさらに関係が悪くなっても責任は持てませんが...)。

今回作成した棚の一番上の部分は子供だと手が届かないので、大人の物をしまうスペースにして、空いたスペースに子供用の収納棚を作成しようと計画中です。また、蛍光灯も設置する予定です。気になるトータル予算は概ね30000円程度ですかね...材料費だけなので「金かけないで手間かけろ!」みたいなご家庭には本当にオススメです!

 

今回使用したウォリスト。とっても気に入ってしまい、第二弾、第三弾と計画中です。我が家の収納問題は切実だったので色々と妄想が膨らみます☆